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技術的なメモを書く

Kotlin Fest 2019のセッションに応募しました。

今年もKotlin Festが開かれますね。もうセッションの応募はされたでしょうか? トラック数が増えたので今年はさらにいろんなジャンルが聞けるのではないかとワクワクしています。Kotlin/JSとかKotlin/Native, MPPが特に気になります。

kotlin.connpass.com

とりあえず4つほど応募しました。応募内容は次のとおりです。 他の方々の応募状況も見てみたいっす

言語機能

Kotlin コルーチンを 理解しよう 2019

概要

Kotlin コルーチンは2017年3月にexperimentalな機能としてKotlin 1.1とともに登場しました。 その後2018年10月に正式版の1.0.0がリリースされるまでに、様々な変更がありました。 特に2018年9月に加えられた並行性の構造化に関する変更は、それ以前のコルーチンのコードが利用できなくなるなど、とても影響が大きいものでした。ある時点より以前の情報が誤りになってしまう状況は、学習者にとって混乱のもととなります。

本セッションではKotlinコルーチンの簡単な歴史をおさらいしつつ、コルーチンとはなにか、コルーチンの簡単な利用方法、コルーチンスコープと並行性の構造化がなぜ生まれたのか、アプリケーションでコルーチンを利用する時の考え方、コルーチンのテスト方法などについて解説します。本セッションがKotlin コルーチンの適切な知識へのガイドになれば幸いです。

Kotlin コルーチン 「Flow」を味わい尽くす

概要

Kotlin コルーチンといえば「async/await」がよく注目されますが、それ以外にもいくつかの機能があります。 Channelは、Kotlin1.1においてコルーチンをexperimentalでリリースした時から提供している機能のひとつです。 async/awaitは単一の値をやりとりしますが、Channelはストリームを取り扱います。

Channelは連続的な値を非同期に送受信する用途に便利ですが、ホットストリームである点が利用の幅を制限していました。 Koltin コルーチン 1.2.0から「Flow」というコールドストリームがpreview版として追加されました。 本セッションでは、ホットストリームとコールドストリームとはなにか、ホットストリームの課題、Flowの仕組み、Flowの現在の使い方、Flowの使い所などについて解説します。

Android Kotlin

Design of Android Application with Jetpack and Coroutines

概要

Google I/O 2019でKotlinがAndroidアプリケーション開発の第1言語に躍り出ました :tada: 。 Android Jetpackの各種ライブラリではKotlin向けの拡張(ktx)が充実し、また非同期処理を必要とする部分ではコルーチンのサポートが相次いで行われており、Android Jetpack + Kotlin + コルーチンでアプリケーションを作る下地が整いつつあります。

本セッションでは、Google I/O 2019で発表されたAndroid JetpackのLifecylce、LiveData、ViewModelのコルーチンに関する機能を説明し、これらを用いたときのアプリケーション設計をどうするべきかや、テストをどのように行うべきかなどについて解説します。

Server side Kotlin

Ktorで小さく始めるAPIサーバ

概要

2018年11月にJetbrain謹製のウェブアプリケーションフレームワークであるKtor 1.0がリリースされました。 Ktorはサーバのコアコンポーネントに対して、実行エンジン(TomcatやJettyなど)、認証、ロギング、CORS、Routingなど必要な機能をDSLで宣言的に追加していくスタイルを採用しています。 必要最小限の機能で始められるので、プロトタイピングや単一の責務を持つアプリケーションを素早く作るのに適しています。

本セッションではKtorのコンセプト、提供されている機能群、基本的な使い方を説明し、簡単なTODOアプリケーションのREST APIサーバを作ります。Ktorで小さく始めるAPIサーバを体験しましょう!

まとめ

どれか引っかかるといいなー。 どしどし応募しましょう!!